執筆途中で追記していきます
相違点あれば気軽にコメントよろしくお願いします
かつて、ドラゴンボールの対戦ゲームで最高傑作と言われ続けた「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」が現代の最高クオリティでついに登場しましたね。
名前にも「Sparking!」とついており、正式にスパーキングメテオの後継作となっています。
一時期「スパーキング風」のドラゴンボールゲーが度々出ていましたからね。今作に関しては、私達が待ち望んでいた「本物」と認識して間違いないでしょう。
メテオをガッツリ遊んでいた私が、「どのように進化しているか」「メテオ勢でも面白か」などなどを意識してレビューしていきたいと思います。
ドラゴンボール Sparking! ZERO
プラットフォーム | PS5 |
出版 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメント |
開発 | Spike Chunsoft |
プレイヤー | 一人用(オンライン1〜2人用) |
ジャンル | 3D対戦アクション |
総合評価 | |
大まかな感想 | まず圧倒的にグラフィックに進化を感じます。最近のドラゴンボールゲームに寄せたアニメ調が強いグラフィックになっていてかなりマッチしていると思います。動作・必殺技・演出などなど、この部分に満足しない人は少ないはずです。操作面に関しては結構難易度が高いので意見が分かれるようにです。難易度が高いことを好む人も好まない人もいるので、その部分が分かれ目かと、シリーズを未プレイかどうかでもそこそこ感想は変わると思います。私としては難易度も操作も「かなり満足」でした。「やれることが増えたメテオ」って感じです。キャラ数や掛け合いなど細かくファンが喜ぶ部分が多く、ストーリー以外は「金も時間もかけて手を抜かず作っているな」って私は感じました。このゲームのメインは対戦なので、必要なところをしっかり作り込んでいる思います。私的には、期待より出来が良くてかなり買ってよかったと満足しています。 |
「再現度が高い」「一番原作に近い操作ができる」「キャラ数が多い」「スタイリッシュ」などと言われ人気だった「ドラゴンボールZ Sparking!」シリーズの最新作です。
「Sparking! METEOR」の発売日が「2007年10月4日」だったので、17年ぶりの新作となります。まさに「待望の新作」と言っていいでしょう。
特徴といえば、なんといっても「立体的な戦闘が出来る」という点でしょう。
最もクオリティの高い3D対戦ゲームだと私は思っています。IPもので2Dではなく3Dの場合は、どうしてもクオリティが下がりがちですよね。
このムービーのような動きが全て「プレイヤーの意識的操作でできる」というのが最大の特徴です。
この一連のプレーだけでも「どこに相手をぶっ飛ばすか」「どうやって追いかける・回り込むか」「追撃をどうするか」などなど、プレイヤーの意識で選択することができます。
前作のスパーキングシリーズの時点でも、ただ同じボタンを連打するだけでこの動きになるわけではない事に私はとても感動しました。
ぶっ飛ばし自由の利かない相手に対して、自分の好きな技で追撃できる。というシステムがとても好きで、スパーキングシリーズにハマった理由でもあります。
それに加えて、吹っ飛ばした相手に追い打ちをかける形で必殺技が撃てるのもかなりポイント高いです。飛んでる相手にビームとかロマンすぎます。(一応ゼノバースとか他のでもできのはあります)
超必だと演出ややられ顔がアップになるのとか本当に最高です。
この動きで一気に「あぁ…!ドラゴンボールしてんな!!」ってなります。
後述するのですが、受ける側であってもその動きに対してもスタイリッシュに対応することができるので、その点で読み合いもあったりするのがよりやりごたえになります。
そしてお互いそんな動きをしていると、さらにドラゴンボールっぽさがでてくるんですよね。
正直、私の好みだということもあると思うのですが、ドラゴンボールゲーの最高傑作だと思っています。
⇩映像凄い映画じゃんってなった
コスト実装で全キャラに需要がある
今作からチーム戦で「DP」というコストが実装されました。弱いキャラはコストが低く沢山編成でき、強いキャラはコストを圧迫して他のキャラを選出できなくなったりします。(前作もチーム戦はでききたはず)
実際に友達と遊んでみたのですがこのシステムめっちゃいいです。
対戦ゲーあるあるだと思うのですが、絶対にキャラ性能の差ってありますよね。「好きなキャラだけど弱い」みたいなことは誰もが経験しているはずです。
その結果、どのキャラでもある程度は性能差がでないようになっているゲームが多いです。ですがドラゴンボールのようなゲームで「クリリン」と「SS4ゴジータ」が同じ強さなのも納得いきづらいのも事実です。
そんな性能とキャラの強さを解決したのがこのシステムです。
弱いキャラなら数のメリットが付き、強いキャラなら惜しみなく性能を押し付けられます。
前作まではこの機能無くてキャラ次第でボコられて負けてたんですよね(笑)
「餃子でブロリーに勝てるかよ」ってなっていました(笑)今作は負けると分かっていても爪痕を残す戦いが出来ます。
変身前だとコストが安くなるのもめっちゃいいです。変身演出も見れるし、前作の「結局最初から最終形態がいいじゃん」が無くなりました。
もちろん単キャラでも戦えますが、私的にはこのDPを活用したチーム戦がかなりおススメです。
なによりキャラ選択挟まないでいろんなキャラ使える、というのはかなりありがたいです。キャラ数が多いこのゲームの長所もしっかり生きています。
後ろの取り合い・高速回避・カウンター
タイミングはシビアですが、相手の攻撃に合わせてカウンターや高速移動での回避が可能です。強くなればなるほど高速移動・カウンター合戦が増えていきます。
この勝負がとても楽しいです。後ろの奪いあいやカウンターが続けば続くほどかなり脳汁でます(笑)負けてもあの感覚を味わえるだけで気分いいです。
さらにドラゴンボールっぽさがでて没入感も深まります。
相手に処理されないように、上手くカウンターや回避を混ぜて心理戦をするのもこのゲームの面白いところです。
この動きがどれだけできるかで結構勝敗にも影響してきます。私がやった感じ、高速移動は前作とタイミングが同じなので、新規勢との差がでる原因にもなっていますね。
後述しますが、このカウンターや回避が難しくて不評にも繋がっているようです。
今作からはさらに「超カウンター」通称ドゴンと呼ばれるカウンターも加わりました。頭が追いつかないですよね。
しかもこれが一番強いと言わているのですが、高速回避よりさらに難しくて、格差の原因にもなってたります。
しかし、逆に言えば、こう言った技での処理能力を上げれば勝率は一気にあがります。やればやるほど上手くなってスタイリッシュになるので、私的にそこは頑張って上手くなっていく感覚を楽しんで欲しいと思いますね…
この必殺技を高速移動で回避するのが一番好きです。
その回避を利用して自分の必殺技を不可避の状態でぶち込むのが本当に、気分よい&強い&カッコいいムーブです。
基本的に行動中でなければ使える回避手段なので、これが上手ければ上手いほど生存率が爆上がりします。私はメテオで永遠に一人でこれを練習していました。
ストーリーの感想
主要キャラのストーリーモードが遊べます。できは「うん、まぁまぁかな…」って感じでした。
偉そうな言い方をしてすみません。そもそもそこまで期待していなかったもので…
「紙芝居+ムービー+モーション付きテキスト」で進行していきます。
紙芝居に対して批判している人もいましたが、ムービーとかの比率に関しては特に不満はありませんでした。
このゲーム「対戦が面白いゲーム」だと認識しているので、一人で遊ぶコンテンツにあまり注力しなくていいと考えています。
なので、友達とかと遊ぶ前提ではなく「一人で黙々と遊んでオンラインもしない」という人には合わないゲームだと言えるかもしれませんね。
IFストーリー・分岐
今作のストーリーの見所としては、「IFストーリー」が楽しめることです。
「ここであのキャラが負けていれば…」「ここで誘いを断っていたら…」「ここで敵を倒してしまえば…」「ここで変身しなければ…」などなど、
いろいろなパターンでストーリーが分岐したりエンディングが変わったりします。
メテオでも似たようなモードがありましたね。それがメインに分岐として足された感じでしょう。
前作の「アックマン」と「フリーザ」が対峙したりして、フリーザがアクマイト光線にやられたりするのは結構面白かったです(笑)
バットエンドが見れたり、条件クリアを目指したりなどして割と遊べる要素なのですが、正直私は何となく「めんどくさいな…」って気持ちが強かったです。
まだクリアしていないストーリーもあるので、「このルートおもしろ!」ってなることもあるかもしれません。これからキャラも増えるだろうし、可能性は感じるモードです。
まじで難しい
操作が多い
かなりできることが多いです。馴れさえすればできることが多い方が楽しいと感じるかもしれませんが、初心者であれば混乱するでしょう。
思い通りに動かせないでガチャガチャせざるおえないのはそこそこ萎えますからね。
スパーキングシリーズをプレイしている私でも操作は難しいと感じます。なので、シリーズ未プレイの人ならば、「全然把握できないしやる気失せた」となってしまう可能性も高いです。
具体的な操作が難しいポイント
防御・回避の種類が多い
防御手段や攻撃阻止の選択肢が多く、相手の行動が分かっていても混乱して操作が追いつかないほどです。
上手く防げても、攻撃に転じる操作が追いつかないなんてことがよく起きます。
さらに、タイミングがめちゃくちゃシビアなカウンターや回避技があるのですが、それができるかできないかで大きく実力に差が開きます。
私にとってはこれが最高に面白い要素でもあるのですが、そのむちゃくちゃ難しい操作によって一方的にボコボコにされてしまっては、つまらなく感じてしまうのも仕方のない事です。
ちょっとやそっとじゃできるようにならない要素で差が出てしまうと、やめてしまう人も多いでしょう。
キャラが多く攻撃パターンが把握できない
これもある意味良い点でもあるのですが、キャラ毎でコンボ・必殺技・特殊能力が全然違います。
「キャラ数が多い!」が謳い文句の今作において、キャラの仕様把握は本当に大変です。使用するにも相手にするのにも苦労することは間違いありません。
その割には把握していないことが勝敗が大きく左右されます。常に対等に戦っていくにはなかなかのプレイ時間が必要になるでしょう。
敵も強い
ストーリーで相手するCPUがマジで強いです。シリーズやっていなかったら、プレイ一日目からボコられて萎えていたのが想像できるほどの強さです。
何回か負けると難易度選択ができるようになるのですが、なんとなくそれは選びたくないですよねぇ…ストーリーは進めていくわけですし。
しかもそこそこ序盤のストーリーで戦う「大猿ベジータ」が結構理不尽な強さで、実力というより技ごり押しでないと勝てないほどで少し話題になりました。
序盤なら少しガチャガチャしていてもいい勝負になるくらいの難易度でもいいのにな、前作プレイ済みの私ですら少し思いました。
あと、クリアの仕方でストーリー分岐するのですが、「分岐する方法がわからない」のも結構厄介に感じました。(詳細みればわかる?)
苦労してクリアしても間違った方法だったりして、結構その点は無駄な苦労をさせられたように感じました。(一応なんとなくでわかりはします)
難しすぎてちょっと評価低め
操作を理解して上手くなっていくのはゲームの楽しみの一つではありますが、そこまでガチになってプレイすることを求めていないユーザーも多いです。
その点でこのゲームは誰でも気軽に楽しめる難易度は超えてしまっていると言っていいでしょう。
ドラゴンボールというコンテンツが、幅広い人に好かれているジャンル、という点もあり、とっつきやすいゲームとしてプレイして、難易度に不満を持ってしまうパターンもあると思います。
なので、いろいろな層が利用する「Amazon」の評価は「☆3.0」と少し厳しめの評価を受けていました。絶対高いと思っていたので結構びっくりです。
その酷評されている内容はやはり「難しい」という意見がなかなか見られました。
逆に「steam」の評価は問題なく高く、ゲーマーに対しては受け入れられている印象を受けました。
「難しい」という点が悪い要素とは思いませんが、「評価に影響している」といのも事実としてありそうですね。
スパーキングシリーズ初のオンライン
当然ですが前作まではPS2だったので、初めてのオンライン機能実装です。
いろいろとあるのですが、調査中、執筆中です。
なんかヤジロベーが暴れてナーフされたことしかわからないです(笑)
カスタムバトル
「エクストラバトル」「エディットモード」 「ワールドライブラリ」
なんかプレイヤー対戦以外でも交流できる要素があるみていですね。
人が作ったシチュエーションで遊べたり、他の人のリプレイが見たりといろいろできるようです。
まだ遊びきれてないので、わかったら追記していきます。
ファンが嬉しい演出
「こうゆうのがあると嬉しいんだよ!」って感じの要素が多いです。
掛け合い
「こいつとこいつが戦うなら原作再現とか特殊会話あるだろ」
って感じの会話はちゃんとあります。それどころか以外な相手にも専用の会話があったりします。
狙ってもないキャラで掛け合いとかると嬉しいですよね。ベジータと昔のベジータでも会話があったりします。
対戦相手だけではなく、「チーム選択」だったり、「交代」でも専用ボイスがあったりします。
ギニュー特戦隊でチームを組んだ時にポーズまであったのは凄い嬉しかったです。意外にも「全員悟空顔」とかでも悟空がビックリしたりします。
交代で言えば「17号」と「18号」など、明らかに関連性あるキャラとかならちゃんと呼びかけて交代したりします。
「何か演出ないかな?」ってチーム編成したり、キャラを交代したりする楽しみがあっていいですよね…!
変身
これアニメの再現なのわかりますか!めちゃくちゃ印象に残るシーンなので「おぉ!」ってなりました。
他にもベジットなら
「これがスーパーベジット!!」
って変身した時にちゃんと言ってくれます。そう!こういう細かい原作再現が私というかファンは大好きなのです!!
キャラ図鑑
ギャラリーの中にあるコンテンツで、このキャラ図鑑が結構暇つぶし要素になるというか、なかなか作り込まれていたので取り上げました。
メテオにもあった要素なので、前作ファンの為に用意してくれた感じがしますね。
しかも少しバージョンアップしています。かなり多いキャラデータに対して「チチ」「ブルマ」「ビーデル」がボイス付きでコメントしてくれます。(前作も三人だったっような気もしないでもない)
こういう遊び要素を全力でやってくれるのって嬉しいですよね。
まとめ
「ドラゴンボールの対戦ゲー」において、もっとも戦闘の再現度が高いゲームというのは間違いないでしょう。
ですが、再現度が高い故に「操作が難しい」という部分が目立ってしまっている感じです。高速戦闘に面白さを加え、単調さを無くした結果、やれることが本当に多いです。
「前作ファンの期待に応えようとした」「もっと凄い物にしようとした」という気持ちも私は感じます。
幅広く多くの人に愛されるIPなだけあって、敷居が高いゲームとなってしまうと、ある程度の批判はしかとない事だと思います。
しかし、それを差し引いても
「こんな操作がしたかった」
「こんなシーンが見たかった」
と、ドラゴンボール読み、そんな体験をしたいと思った人の夢と要望に一番答えているゲームだと私は強く思います。
まだ発売したばかりなので、これからの「追加キャラ」「追加ストーリー」「アップデート」といろいろ期待できます。
「公式大会」とかも開催されるかもしれませんね。人口も増えてめちゃくちゃ盛り上がるコンテンツになるか可能性も大いに秘めています。
私もまだまだ遊んでいきたいです。下記の条件をみて「大丈夫そうかな?」と思えた人は是非遊んでみてください。
DLC
追加キャラなどのDLC情報は上記ページから見れます。
もう最初から結構キャラいますよね?あとのメインになりそうなキャラはもう追加が決まっていますし、ネタ切れならないかな?って少し思います。
あと「スーパー17号」の追加予定がまだないです。GTから追加参戦する気配がないのですが、追加してくれるのでしょうか?メテオで「電撃地獄玉」が地味に好きだったんですよね(笑)
正直なさそうですが…「アックマン」「ナム」「チチ」「人造人間8号」とか、追加されるかもしれませんね。「セリパー」「ヒルデガーン」とかの方がまだあるかな?
私的には一番期待は「スーパーサイヤ人バーダック」です。
コメント