ポリコレや今までのゲーム規制をぶった切る勢いのセクシーな作品が出てきた!
と話題になったStellar Blade(ステラーブレイド)のレビュー記事になります。特に男子ゲーマーなら気になっている方も多いと思います。
少し話題が落ち着いたタイミングではありますが、そんな今だからこと気になっている、という方もいると思うので、是非この記事を参考にして頂けると幸いです。
※個人の一意見として、参考程度に見て頂けると幸いです。
Stellar Blade(ステラ―ブレイド)
プラットフォーム | PS5 |
メーカー | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
開発 | SHIFT UP |
プレイヤー | 一人用(マルチ無し) |
ジャンル | アドベンチャー, アクション |
総合評価 | |
大まかな感想 | まず圧倒的にアクションが面白いです。ソウルライクゲーの中でトップクラスだと私は言い切ります。スタイリッシュで、やれること多くて、やりごたえもあって、かっこよくてと、戦闘は最高に面白かったです。「ヴィジュアルだけ」ということは無い作品です。ただ、ストーリーはそこまで魅力を感じなかったです。「先が気になる」「引き込まれる」要素がストーリーにもあれば満点の作品になっていたと思います。 |
「ステラーブレード」は美女の「後姿」「尻」で有名なアプリゲーム『勝利の女神:NIKKE』で有名なキム・ヒョンテがプロデュースする「SHIFT UP」開発、ということで話題になりましたね。
たしか発表は、NIKKEと同時期くらいだったと思うのですが、先にNIKKEが尻で有名になったことにより、それが現在の最高レベルの映像とクオリティで遊べる家庭用ゲーム機のPS5で来る、となれば注目を集めますよね。
このゲームの特徴は何と言っても、家庭用ゲーム機とは思えないほどの、セクシーなヴィジュアルですね。
最近のゲームのポリコレ問題が重視される中で、規制無しと思えるほどの露出度が高い衣装から、「ポリコレに喧嘩をうってる」「ゲーム業界の規制基準を揺るがす勢い」と言われ、特に男性ゲーマーから熱い支持を集める作品となりました。
そんな注目作品なら、ゲーマーであればやらざるを得ないですよね?
アクションがどう面白いか、ストーリーはどうなのか、システムはどうなのか、どんな人には合わないか、良くなかった点は、などなどいろいろ纏めてみました。
PS5のソフトで、美女が舞ってローアングルが楽しいゲームといえば「仙剣奇侠伝」も軽く話題になりました。気になる方は見てみてくださいな。
『勝利の女神:NIKKE』が気になった方は下記から⇩
戦闘・アクションについて
戦闘アクションについては、「何ができる?」というより「どんな感じになるか」ということの方が気になると思うので、とりあえずできることが増えてきたあたりの戦闘動画を見て頂いた方が良いかと⇩
もっといろいろできますし、もっとスタイリッシュに戦うこともできます!いろいろやろうともたついているところは私のPSの問題です(笑)
戦闘中のアイテム使用も最近のゲーム通りのショトカからの選択スタイルです。回復方法も数種類あり、消費系のグレネードとか地雷的なやつも何種類か使えたりします。
いろいろな戦闘スタイルで遊べる
パリィ&ジャスト回避
スキルツリーの解放によりアクションはどんどん増えていきます。特にアクションゲーで重要なのが「回避・防御」手段ですよね。
ソウルライクゲーなので、やはり従来のゲーム同様に「パリィ」がなかなか重要になってきます。パリィを重ねて相手に致命攻撃をいれることもできますし、パリィからカウンターを取ることもできます。
しかし、それだけでなく、「ジャスト回避」も結構重要になってきます。タイミングよく回避をいれることで、強い反撃に繋げたり、相手の特殊攻撃に対して、方向指定型のジャスト回避により、でかいアドバンテージを稼ぐこともできます。
どっちも凄くかっこよくスタイリッシュです!パリィ主体の戦闘もできますし、回避主体の戦闘もできるので、自分好みの戦闘スタイルを楽しむことができます。
私は動き回らずゴリゴリに接近して「全部パリィしたる!!」の精神で戦っていました(笑)
けどパリィできない攻撃もかなりあるので、結局は回避もパリィも両方併せた戦闘が一番強い。というのが私の結論です。結局どっちもなかなか必要になります。
「殴り合いを好む方」はパリィ主体がオススメって感じです。
遠距離攻撃
回避主体の戦闘を好む方は遠距離攻撃を混ぜると結構強いです。
弾の種類も5種類とそこそこ遊べますし、一応弾消費の技なので威力もなかなか高いです。消費ですが、そもそも弾主体のゲームじゃないので、弾数を気にせずポンポン使えます。
爆発物タイプは何も考えず使っても気持ちよいですし、ピンチの時に結構助けにもなります。
スラグ弾(通常弾) | ブラスターセル(溜め系のビーム) |
スティンガー(追尾弾) | ショットガン弾(拡散系) |
爆発弾(高火力) |
変身(強化モード)
ネタバレになる可能性があるので、強化モードの名前は伏せておきます。ムービーではなく、あえて画像だけにしておきます。
一定時間ゲージを解放して強化状態になる技があります。
こういうのめっちゃテンションあがりませんか!?私は大好きです(笑)ここぞという時に自分の任意のタイミングで一気に強くなる変身技ってかなりロマンがありますよね。
感覚でいうと、「キングダムハーツのフォームチェンジ」みたいな感じです。
この技のかなりよかった点として、「使えないタイミングが無い」という所です。
変身技って結構強いので、他のゲームで「ボス戦では使えない」とかそこそこありますが、この作品ではそんな場面はありませんでした。
ラスボス戦でもちゃんと使えます。やっぱりどんなゲームでもプレイに制限がかからないのはかなり重要なポイントです。
なかなか難しい
後半に進むにつれて難易度が結構上がってきます。ストーリーが進めば進むほど難易度が上がっていくのはゲームとして当然ですが、このゲームに関しては他ゲームよりエグめに難易度が上がってくると私は感じました。
ソウルライクゲーなら普通ではありますが、このジャンルをやったことが無い人には結構難しく感じるんじゃないかなと思います。
上の動画を見て頂ければわかると思いますが、敵の火力は高く、範囲を広く、連続していて操作も忙しくなります。
何も考えないで回避やガードを連打していてもまず勝てないです。
ジャスト回避もパリィも、相手の攻撃をちゃんと見極めないと成功しないし、見きって成功させないと反撃に繋げれないです。たまたま成功させても追加入力が間に合わず、避けたり防いだだけになることも多いです。
まぁ、そこがいいところなんですけどね!!やりがいがあります!!
相手の攻撃パターンを把握する。回避方法を理解する。攻撃に反応できるようになる。相手のモーションで瞬時に判断ができる。
こういったことを意識してプレイするくらいでないと、後半しんどくなってくるかもしれません。
「原神」くらいの難易度のアクションゲーがいい人にはちょっとオススメできないかなぁ…って感じのゲームだと思います。
それでもデスペナルティが無いので、何度もチャレンジさえできれば問題ないです。
ストーリー
ストーリーは、未知のクリーチャーが蔓延る荒廃した終末世界で人類と地球を救え!
みたいな感じの話しです。時代背景は技術がかなり発展した遠い未来です。「NieR シリーズ」の影響を強く受けているようで、制作者がニーアの人と対談したとかなんとか
なので世界観は未来チックな感じと、終末世界感が入り混じっています。こういった世界観が好きな人は多いですし、雰囲気が刺さる人もいるかと、
なんかこんなアーマードコアみたいなロボットも出てきたりします。
ストーリーの感想
私的にストーリーは微妙でした。心躍る展開・感動の展開が無かったです。あくまで個人的にです。
「この展開を好む人が多いだろうな」って感じる場面も結構ありました。まぁストーリーで好き嫌いがでるのは当然でしょう。
微妙ではあったんですが、「かなり設定を練ってはいるな」って感じました。
収集物でメモ的なものを見ることが出来るのですが、それをしっかり読みながらゲームを進めていけば話の解像度が大きく変わってきます。
考察好き・得意な人であれば、話の深みや複雑さを読み取り、作品に深く触れることが出来るかもしれません。(私は無理でした)
マルチエンディング
マルチエンディングで3パターンのエンディングがあります。
ネットでは「ノーマルエンディング」「バットエンディング」「真エンディング」って言われていますね。
これはネタバレになるんですかね…?とりあえずゲームではありがちな完全完結はしないパターンです。続編に繋がるような終わり方をします。
全部見るには3周する必要があり、オートセーブなので一気に数パターン見ることもできません。
因みにゲームをクリアした時に「もう一周するきになるか」というと、私は「全然もう一周いけるな!!」って感じでした。
気分よく「強くてニューゲーム」ができるタイプだし、何よりコスチュームの収集には周回が必須なので結構モチベ保てます。
やりこみ要素
楽しみポイントとして、このゲームは収集要素が面白いです。
いくつかあって、まさかの「缶」を集めるという新しいパターンがあります(笑)なんかどこかで見たことあるような飲み物を集めて飾ることが可能です。
ギャグシーンが無いゲームなので、何故かかっこよく缶を拾うイヴがシュールでなんか笑える、と言われてたりしますね(笑)
他にも、上記で軽く触れましたが、メモ的なモノを集めてストーリーを紐解いていったり、装飾品やコスチュームを集めることができます。
恐らくこのゲームをプレイした人は、一番コスチューム集めに躍起になると思います(笑)
コスチュームはまさかの70種類以上です。凄い力の入れ方ですね。おかげでサブミッションなども結構モチベ高くこなしていけます。
あとゲーム内で「釣り」ができるんですが、これがなかなかガチに作られててビックリしました。普通に面白いし難易度もあります。
ヴィジュアルが良い
イヴ
リリー
タキ
カヤ
あと一人ヴィジュアルの良いキャラがいるので紹介したいのですが、なんかネタバレになりそうなのでやめておきます(笑)
あと「アダム」というイケメンメインキャラもいるのですがスクショ取り忘れたのでなしです(笑)
私の一番の推しは「カヤ」というキャラです!なので主人公でもないですがこの記事のアイキャッチ画像にしました(笑)
ご紳士向け要素
そんなつもりなくても「尻」「パンツ」「胸」に目が行ってしまう程、ダイナミックに画面に映り込んできます。
プレイステーションは異様にこういった要素に厳しかったのに何があったんですかね?
戦ってても、歩いてても、カッコいいアクションのムービーシーンでも、もはや見せつけてくれるレベルです。
アクションゲーによくあるぶら下り移動ですが、このゲームではとんでもないことになりますね。
しかも開発者インタビューにて、現在「フォトモード」を製作中とのことで、ご紳士ゲーマーの中でかなり話題になっています。結構早く来そうですね。夏くらいには来そうです。
まとめ
私は「Bloodborne」「DARK SOULS3」「SEKIRO」「Ghost of Tsushima」などなど、そこそこ戦闘の難易度が高めのゲームを好んでプレイするのですが、そんな作品と比べても戦闘が楽しめる作品だと思いました。
やっぱ上記のゲームと違って技が基本的に派手なのがこのゲームの良い個性になっています!
上記の戦闘の雰囲気も勿論好きなのですが、ステラーブレイドは「ソウルライク」+「スタイリッシュアクション」というのが他に無い強い魅力になっています。
それに加えてやはり、ヴィジュアルが良い事で「見て楽しむ」ことができます。
とりあえずメインの要素として、上記三つを満たすことができるゲームだと言えるのではないでしょうか。
あとはストーリーが好みに合えば完璧だったんですが、まぁそこは仕方ないかなと、別に面白くなかったわけでもないし、驚き要素が無かったわけでもありません。
まだ発売したてなので、DLCも来るかもしれないし、「コスチュームも追加したい」とも開発が語っていましたし、今後もいろいろと期待できる作品です。
「続編も遊びたい!」ってハッキリ言えるクオリティです。気になっている方は是非プレイしてみてください。
ユーザビリティについて
プレイしていて「最近のゲームだな」って感じる場面が多々ありました。
今までいろいろなゲームで言われていた不満点はできるだけ解消しているように感じます。「最新バージョンのゲーム」って感じです。
サブミッションが終わったタイミングで、依頼主や受注場所までワープできるのなんて「そこまで甘やかすのか…!」なんて考えてしまいました(笑)
変な言い方をしてしまっていますが、「快適に遊べるゲーム」だと思います。基本的に最後までストレスを感じることは無かったです。
最後に回転する謎の敵置いときます(笑)⇩
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