零 ~濡鴉ノ巫女~(ぜろ ~ぬれがらすのみこ~)
※2023年2月25日に作成した記事です。
対応機種 | Nintendo Switch/PlayStation5/PlayStation4/ Steam |
ジャンル | 和風ホラーアドベンチャー |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
価格 | 通常版:各 5,280円(税込) ダウンロード版:各 5,280円(税込) Digital Deluxe Edition:各 7,480円(税込) |
発売日 | 初リリース日:2014年9月27日 リマスター版:2021/10/28 |
総合評価 | |
大まかな感想 | ホラー×美少女の要素を求める方なら満足できる作品と言えます。操作キャラだけでなく、敵キャラにも恐ろしいながら美しさを備えたキャラもおり、とにかくビジュアル面での評価が高いです。ホラーゲームとしてもやはり「カメラ」を使った戦闘のおかげで、怖さ×緊張感がしっかり演出できていると思います。PVとかみて想像していた通りのゲームだったので、興味を持てた方には期待通りに楽しめると思います。 |
2001年から続く人気タイトル、「零 シリーズ」のストーリーでは恐らく後半のタイトル?かと思います。すみません「零 シリーズ」自体には詳しくないです(笑)
私はこの「零 ~濡鴉ノ巫女~」が初めての零になります。今までのは一度もプレイしたことがありませんでした。
なので、過去作をプレイしている人がわかる要素などは把握できていないので、記事を読む前に予めご了承頂ければ、、
逆に、零シリーズをやったことない人でも問題なくプレイできるか、操作はついて行けるのか、難易度はどうか、と言う点を説明できると思います。
かなり特殊ゲームシステムをしていますからね、他のゲームにはない楽しさもあれば、不安要素もあるものです。
零シリーズの魅力
まず魅力的なのが美しいヴィジュアルのキャラクターです。正直キャラクターを見て楽しむのがメインの人も多いはずです。
もしこのゲームがバトルゲームであったなら、この美しいヴィジュアルはそこまで生きなかったでしょう。動き回る戦闘ではなく、本格派ホラーが加わることにより、ホラーと美少女要素を両方生かすことを可能にしています。
見れば見るほど美しく恐ろしい、という最高の組み合わせだと思います。
カメラによる戦闘
このゲームの戦闘方法は「カメラ」を使用します。目を逸らしたくなるような怨霊を相手にする為には、逆に相手をしっかり視界にとらえないといけません。
戦闘のシステム上、霊が近づいてきて危険になればなるほど、戦闘を有利に進めることが可能な為、より緊張感のある戦闘を楽しむことができます。
ホラーゲームに求められる「恐怖」という点がしっかり楽しめます。
本当に怖いか
シリーズによって怖さは結構違うらしいです。この「濡鴉ノ巫女」に関しては、シリーズの中でもかなり怖くない方らしいです。
戦闘に関しても、いくら敵を凝視しないといけないからと言って、「最後までずっと怖いのか?」と聞かれれば、「さすがにある程度やればなれて来る」という返答になります。
ですが、私の意見を言わせてもらいますと、いくら「なれる」と言っても、やはり怨霊に襲われている時はいつでも背筋がビクッってしました。
なれていても少しビクッってなるのが最後までありました。一般的に売られているホラーゲームとしては充分な恐怖度合いになっていると私は思います。
怖がりな人は充分に恐ろしいだろうし、怖くてプレイできない人も普通にいると思います。
濡れると透ける
これビックリしました(笑)そして制作の熱意を感じましたね。
濡れると肌がくっついて下着も透けてきます。これに関しても「家庭用ゲームにしては攻めてるな!」ってなりました。
このシステムは完全に紳士目線です。
なんか作り具合のクオリティも高くてビックリです(笑)コスチューム毎で楽しめますし、上の画像のコスチュームなんてこのシステム生かすために作られてますもんね(笑)
濡れると霊に襲われやすくなったり、あとなんか他のデメメリットがあったんですがどうでもよかったですね(笑)
濡れている方が楽しいです(笑)自分の身を危険にされしてでも濡れる状態でゲーム進行していました(笑)
水場が多いゲームなので、いろいろなところで濡れます。雨でなどで直接濡れてもなりますが、ダメージを負ったりしても濡れ状態になります。
フォトモード
リマスター版からフォトモードが追加されました。↑これは私がフォトモードで撮影した、タイトル「はっちゃける怨霊」です(笑)
面白いのが、登場キャラクターから敵キャラクターまでなんでも自由に設置できる所です。シーンの再現度は高いです。モーションや状態も細かく選べるので結構思い通りのシーンが作れると思います。
かなり弄れる割には感覚操作で思い通りに動くので、こういった機能にありがちな、「操作が難しくてめんどくさい」みたいなことにもなりません。そこらへんも本当に凄いと感じました。
いろいろなコスチュームに変えて撮影するのはかなり楽しいです。戦闘中とかではなければいつでもすぐにこのモードに切り替えることが出来るので本当に自由度が高いです。
ローアングルについて
一応紳士ゲーとしても有名なのが零シリーズです。「フォトモード」が実装されたとしたら考え付くのは一つでしょう。そう「ローアングルからの撮影」です。
結果から言いますと、
スカート系はローアングルで一切見ることはできません!キャラが透けて消えます!
スカートじゃなくても下から見える系は例外なく全部確実に透けます。見たい方はプレイ中にチラッと見えるくらいを楽しみましょう。そこらへんをフォトモードに期待してはいけない、ということです。
しかし、だからと言って絶対にみれないわけではありません。
大丈夫です!そこそこパンツみれます(ストレート)
この記事を読んでくださった方にサービスシーンをちょっと載せておきます。
本当にちょっとだけにしておきます。これだと一瞬ですが、まぁいろいろやり方はありますし、他のシーンでも勝手に見えたりします。
コスチュームによって違う下着だったりするので、見えることが前提でもあるのかもしれませんね。
怖さを煽るゲームシステム
上記でも触れている通り、幽霊との戦闘で「射影機」というのを使って襲い掛かってくる怨霊を撃退していくのですが、結構やりごたえがあって楽しいです。
幽霊を写真に収めてダメージを取る、というなかなか特殊なシステムですよね、このシリーズだけの唯一無二の戦闘システムです。
恐ろしいビジュアルの怨霊を直視しないと戦闘ならない、って結構鬼畜システムです。引き付ければ引き付けるほど火力を伸ばせるので、リスクを背負って近寄ったり、わざと襲わせたりと、恐怖を煽る演出を強制させられます。
面白かったのでこの戦闘はクリアまでは敵を無視したりせずに欠かさず襲われるたびにやり切りました。エイムだったり、タイミングを図ったりなどして、結構技術がいります。
その分綺麗にシャッターが決まるとかなり爽快感があります。なので終始楽しく戦闘できました。
銃などの弾のノリで、「フィルム」を交換して戦うのですが、フィルムにも同じように残量の管理が必要になります。
弱いフィルムで釣って強いフィルムでダメージを稼ぐ、みたいなことも必要になってくるので、自分の思うようにことが進むと気分がいいです。
美しいとは言いましたが、怨霊が結構怖い見た目です。演出でも結構ドキッってさせられます。
ただ怖い霊がでるだけでなく、どうしてそうなったか、どれだけの恨みがあるか、何を思っているか、という、怖い系のコンテンツでよくある気になる部分も知れたります。
その霊のことを知る映像が結構過激なんですよね。死ぬ時のシーンが流れるので「うわぁ…」って目をそむけたくなるような映像もそこそこあったりします。
家庭用ゲームにしては「結構攻めてるなすげぇ」ってなりましたね。
零 PS5版の注意点
私は結構ホラー要素のあるコンテンツが好きなのですが、「ちゃんとしたホラーゲームってしたことないな!」ってふと思い、持て余しているPS5でも遊べる正統派ホラーゲームの「零」をプレイしてみました。
「Five_Nights_at_Freddy’s」みたいな、インパクトのある海外のホラーゲームは割と遊んだり、実況を見漁ったりしているのですが、「日本の和風ホラーゲーム」なんてやった事が無かったんですよね。
この「零 ~濡鴉ノ巫女~」は「PS5のソフト」は販売していないのですが、PS4版のソフトを買えばPS5用にアップグレードできる、というシステムになっています。
↑因みに上の画像みたいに「PS5アップグレード対応」みたいなのソフトに書かれています。
ネットでソフトを探している時も、「PS5アップグレード対応版の零 ~濡鴉ノ巫女~だよ!」みたいな感じで書かれているのが多くありましたので、「アップグレード対応していない版」が存在しているのですかね?
とりあえず、5で遊びたい方はソフトの表記に「PS5アップグレード対応」と書かれたものを選んどきましょう。
※ここで注意点があります
PS4番のソフトを購入して、PS5に入れて起動することになるのですが、普通にそのまま始めるとPS4版が始まってしまいます。
ゲームを始める前にPSストアでPS5版の零 ~濡鴉ノ巫女~を購入しましょう。
購入といっても、勿論0円です。ダウンロードする時のいつものやつです。
PSストアでPS5版を遊べるようにしてから、ソフトのダウンロードを始めましょう。間違えると二度手間にもなります。
間違えてPS4版でちょっとでも進めてしまうと、データはPS5版に移行した時に引き継げません。最初っからやり直しすることになります。
このミスしている人ネットに普通にいたんですよね…てか私も言われないと全く同じミスをしていました。
このミス知らないまま初めてしまうとかなり勿体ないので注意しましょう。
零 ~濡鴉ノ巫女~感想
感想の纏めなのですが、私はこのゲームをプレイして本当に良かったと思いました。
欲しかった怖さや、ゲーム性やストーリーも満足でしたし、何よりキャラが本当に美しくてただプレイしていても気分がいいです。
他の零シリーズをプレイしていないので比べることはできませんが、他のシリーズをしていなくても楽しめる、とはハッキリ言えます。特にストーリーがわからないようなことはありませんでした。
ですが、「他のシリーズをプレイしていたら感じる事もあるんだろうなぁ」って感じはかなりしましたね。
あと、他と比べてなのかネットの評価を見てみると、割と酷評気味な意見も多い気がします。その時の意見を見ると他と比べての意見が多かったので、そこは未プレイと違いが出るのかもしれません。
とりあえず、私は満足でしたね(笑)特にラストは結構鳥肌が立ちました。マルチエンディングっていいですね!プレイヤーのわがままを通せます(笑)
ラストの曲がとてもいいです。久々に頭に残るエンディングになりました。
クリアした時に聞いてほしいですが、一応張っておきます(笑)めちゃくちゃいい曲です。このゲームに凄いあってます。他のシリーズも天野月さん推しらしいですね。
零 ~月蝕の仮面~(ゼロ ~つきはみのかめん~)
零 ~月蝕の仮面~(ゼロ ~つきはみのかめん~)が「2023年3月9日」に発売されてます。
私は濡鴉ノ巫女が面白かったのでこっちも購入します。シリーズの中でも結構人気が高い方らしいのでかなり期待してます。
こちらも濡鴉ノ巫女同様に「PS5アップグレード対応」のソフトみたいですね。プレイしたらまたレビュー記事を書きたいと思うので、よければまた読んでみてください。
↓最後に密花(ヒソカ)さん置いておきます。
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